川田龍平は、先住民族サミットや市民サミットに参加するため、札幌へ
行きました。
7月4日(金)
G8開催に合わせて7月1日から4日まで開催された「先住民族サミット」は
12ヶ国22民族はじめ、延べ1500人以上の参加者の下、最終日に
「G8首脳への提言」と「日本政府への提言」を採択して大成功のうちに
幕を閉じました。川田龍平は4日のメイン集会において、自分自身が
薬害エイズ被害者・当事者として政府と企業への謝罪を求め、差別をなくし
人権が尊重される社会を求めて闘ってきたことを報告しました。そして、
参議院選挙で掲げたアイヌ民族に関するマニュフェストを紹介しました。
そのマニュフェストの内容は、今回の「先住民族サミット」の議論と重なり
合うところがあり、多くの参加者の共感を得ました。衆議院、参議院におい
て「アイヌ民族を先住民族と認めることを求める決議」が川田龍平を含め
全会一致で採択されており、今後新たな闘いが始まります。G8首脳への提言
において「人間が自然を操り支配できる」という考えに基づいた経済成長規範
と近代化は誤りである」と指摘されていますが、これは将来の日本、未来の
地球を考える上で極めて鋭い内容を持っており、先住民族のみなさんと共に
彼女ら・彼らの歴史と知恵、文化を尊重しながら社会を変革していくことの
重要性を再認識した集まりでした。
【川田龍平 マニュフェストより】
http://ryuheikawada.jp/manifest/index.shtml
1−3 アイヌ民族
【問題点】
アイヌ民族に対する差別が現在でもなくなっていない。過去の侵略への反省を欠き、アイヌを先住民族として認定せず、文化に特化したアイヌ文化振興法だけしか法律がなく、アイヌ民族の生活と人権が改善されていない。歴史的抑圧という特別な事情のあるアイヌ民族に対し、国民的同権性を理由にアファーマティブ・アクションを採用しないことは、国の責任回避であり行政・制度上の差別である。
【解決策】
アイヌ民族について、過去の侵略への反省・謝罪と先住民族としての認定を明記した上で、歴史的抑圧の損害補償として先住権、自決権、教育・就労をはじめとした生活支援、民族自立化基金、民族議席の保障などを定めた基本法(アイヌ民族基本法・仮称)を制定し、差別解消とアイヌ民族復権に向けた全国的な施策を展開する。
7月5日(土)
自然エネルギー都市サミットの国会における自然エネルギーを推進する
「自然エネルギー推進議員連盟」のセッションに川田龍平は、小杉隆衆議院
議員、福島みずほ参議院議員、近藤正道参議院議員とともに参加し、新人
議員というフレッシュな感覚と議会活動、特に所属する環境委員会での
活動経験をもとに、活発な意見を述べました。主催者の環境エネルギー政策
研究所の飯田哲也さんからの、10年前に270名の国会議員を超党派とし
て結集しながら、経済産業省、電力会社の画策の前にRPS法という法律を成立
させてしまった、その後の「失われた10年」を踏まえ、新たな固定価格
制度を軸にした法律制定に向けたビジョンが示されました。この議論の中で
川田議員は、超党派による議員活動を軸にしながらも、参議院の与野党逆転の
国会の政治構造の中で、民主党を巻き込んだ法案を制定し、衆議院での自民党
・公明党側との交渉というのも一つでの方向ではないか、また、今日のよう
な市民活動があることが重要であり、その意味で国会議員自身も、今作ら
れている参議院会館にソーラーパネルをとりつけるなど足元とからの活動が
必要ではないか、など訴えて議論をリードしました。8月末からの臨時国会
が注目です。
7月6日(日)
「市民サミット2008」はアイヌモシリの地で歓迎の意を込めてアイヌ
民族音楽と語りから始まり、会場はおおいに盛り上がりました。パネリスト
は、クミ・ナイドウさん(南アフリカ、GCAP(貧困をなくすためのグローバ
ルコール))、シェイク・シャパン・ムバジェさん(ウガンダ、ウガンダ
・ムスリム最高評議会)、ロス・カニンガムさん(ニカラグア、ワンキ。
タグニ(ミスキート先住民族組織)、ノエリ・カレーバさん(ウガンダ、
エイズ支援機構・アクションエイド・インターナショナル)さん。ディス
カッションは、途上国の貧困やエイズが中心的テーマとして議論されました。
川田龍平はこのセッションのみの参加でしたが、4人のパネリストの発言に
耳を傾け、セッション終了後に一人一人と意見交換し今後の国際的活動に
向けての交友を深めました。





