2009年03月13日

性教育授業に関する地裁判決に寄せて 

東京都立七生特別支援学校の元教諭らが都議3人と都に対して損害賠償を求めた事件で、東京地裁は慰謝料210万円の支払いを都議3人と都に命じました。

 同校では、体の部位の認識が難しい知的障害のある生徒のために、性器のついた人形等を使った独自の性教育を行っていました。しかし、同校を視察に訪れた都議はこの性教育を「感覚が麻痺している」などと述べて非難し、都の教育委員会は「学習指導要領に反する」として元教諭らを厳重注意処分としました。それに対し、元教諭らは精神的な苦痛を受けたなどとして、損害賠償を求める訴訟を起こしました。
 判決では、都議の非難を教育の自主性を侵害する教育への「不当な支配」とし、また、教育委員会の処分を「裁量権の濫用」として、両者を違法と結論づけました。

 この判決は、近年性教育や男女平等教育における学校の自主性が侵害される中で、教育の自主性を守るために大きな意味を持つ判決として注目されています。

 文部科学省が進めてきたエイズ教育ではHIV感染予防が不十分であり、性教育の中で性感染症の一つとしてHIVとAIDSを教える必要を訴えています。また性教育について、HIVをはじめとする性感染症についての知識だけでなく、いのちの大切さや自己決定と性の多様性などを子どもに伝える大切な教育だと考えています。川田龍平は性教育の推進が必要だと考えており、学校の自主的な性教育を認めるこの判決をきっかけとして、それぞれの学校でさらに性教育の取り組みが進むことを応援しています。
posted by 川田龍平事務所 at 18:33 | その他

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