2009年06月16日

環境委員会で質問しました

6月16日(火)
環境委員会で質問しました。

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下記、質問原稿より。ただし、実際の質問内容は少し異なります。
実際の質問内容と答弁は、参議院ホームページから映像でご覧いただけます。)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php
「カレンダー」から「6月16日」をお選びください。

【質問原稿】

≪東京23区のゴミ処理問題について≫

東京23区の平成20年度のごみ量は約305.8万トンであり、前年度よりも約16.5万トン、5.1%減少しています。これは、平成20年度から本格的に始まった廃プラスチックのサーマルリサイクルにより可燃ゴミが増えた一方で、不燃ゴミが大きく減少したことが要因としてあげられます。
一方、平成18年に策定された東京23区清掃一部事務組合の「一般廃棄物処理計画」を見ると、平成20年度のゴミ量は336万トンと予測されています。実際の値と予想値との差約30万トンは、可燃ゴミが予測では26万トン増加していたのに対し、実際には約16万トンの増加にとどまり、予想値と実績の差は、「基本計画」の開始年度である平成18年度から生じており、18年度は15万トン、19年度は26万トンと年々増加傾向にあります。

●環境省へ質問

この30万トンというとゴミ量の10%近いのですが、この数字は大きいとお考えでしょうか?
これは誤差の範囲内ということではないと思います。こうした状況のなかで、「基本計画」では平成32年度までに8つの清掃工場について建て替えやプラントの更新が掲げられており、一部の施設は循環型社会形成推進交付金の対象となっています。

この交付要項では、地域計画の事後評価の報告を受け、環境大臣が市町村に対し、必要な助言をすることができるとありますが、計画が終わった段階でなくても意見を言える立場にあるのではないですか?

●大臣へ質問

○交付金を交付する環境省として、予測をやり直し、基本計画を改定して、清掃工場の整備の在り方を見直す必要があると考えますが、環境省の見解をお聞きします。

○そもそも、一つの自治体、あるいは一つの清掃一部事務組合の問題ではなく、環境省として、サーマルリサイクルありきではなく、発生抑制や3Rの促進などについて、先進自治体の施策を補完し、連携する環境省の姿勢を明確に打ち出すべきではないでしょうか。

○区や東京都だけの問題ではないと思います。実態に適った取り組みを検討するべきではないでしょうか。実態が「見える化」されてきているわけですから、改めて現状を踏まえた議論をするべきだと考えますか、大臣、如何でしょうか。

≪外環道問題について≫

●国土交通省(政府参考人)へ質問

○換気所の数が少ないこと
「東京外かく環状道路 対応方針」(平成21年4月 国交省・東京都)及びその素案に対する意見への国・都の見解によると、外環道では経済性・施行性などから換気所の数が少ない「縦流」換気式を選定したとなっています。
平成19年に一部が開通した首都高速中央環状新宿線(山手トンネル)は延長距離11kmにおいて「横流式」の換気所を9カ所設置することとしているのに対し、外環道は16kmにおいて5カ所の設置となっています。
また、首都高新宿線のうち、開通部分の平均交通量は1日約3.1万台であるのに対し、外環道は平成42年の交通量を約8.9万台から10万台と見込んでいます。
換気所の数は距離の長さからも交通量から考えても妥当なのでしょうか?

○窒素酸化物NOx・浮遊粒子状物質SPMの対策のあり方
「対処の方針」などによると、外環道ではSPMを含む煤じんを極力除去できる除じん装置を換気所に設置し、窒素酸化物については、既に一部で稼働している低濃度脱硝装置を検討するに留まっています。
中央環状新宿線では、首都高と国交省が共同して開発したSPM除去装置に加えて、低濃度脱硝装置がすべての換気所に導入されることとなっています。(報道では、低濃度脱硝装置1基9.3億円)
なお、アセス評価に対する環境大臣意見(平成19年1月19日)では、「換気所における窒素酸化物及び粒子状物質の最新の削減技術の適用について検討し、それらの状況を踏まえ、必要に応じて適切な措置を講じること。」とされていますが、どのような必要な措置を講じるべきだとお考えなのでしょうか?例えばNOxを取り除いたとしても、NOを取り除かないのでは、外気に触れて簡単にNOxになってしまうという指摘もあります。

○首都高速中央環状新宿線(山手トンネル)

・延長距離 11km 
・換気所数 9カ所 
・山手トンネルの平均交通量(中野長者橋〜西池袋)
 約3.1万台(平成20年2月22日 首都高発表)

○東京外かく環状道路(関越〜東名)

・延長距離 約16km 
・換気所数 5カ所 
・将来交通量(H42年度) 88,900台/日〜100,800台/日


≪オオサンショウウオについて≫
川上ダム予定地の周辺に1000匹近くも生息しているオオサンショウウオについて質問します。

●文化庁へ質問
このオオサンショウウオは国の天然記念物、特別天然記念物に指定されていますが、特別天然記念物とは、どのような意味を持ちますか?
(想定答弁)「日本固有の動物で著名なもののうち、学術上貴重で、我が国の自然を記念するもの」「世界的にまた国家的に価値が高い」

●環境省へ質問

これは国の宝として保護するべきと考えますが、環境庁が絶滅危惧種II類に、三重県、伊賀市でもレッドデータブックで指定しています。このオオサンショウウオの生息を脅かしている主な要因には何がありますか?

●国土交通大臣政務官へ質問
この川上ダムの利水を予定していた奈良県、兵庫県の西宮市は、撤退して、残るは三重県の伊賀市だけです。それなら水が余っている大阪府、大阪市が同じ三重県の青蓮寺(せいれんじ)ダムに持っている水利権を譲ってもらえば事足ります、これは流域委員会も言っています。流域委員会は、昨年2月に宮本博司前流域委員長が伊賀市と大阪市に出向いてこの提案をしています。元の官僚ができて、権限を持っている現職の官僚ができないところには、所管の壁があるからだということですが、その壁を越えることができるのが政治家、大臣政務官だと思うのですが、国土交通大臣政務官いかがですか?
水利権の転用について伊賀市と大阪市、大阪府が協議を行なうよう英断をふるっていただけませんか?
posted by 川田龍平事務所 at 13:08 | TrackBack(0) | 委員会

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