川田龍平事務所主催で「三陸の海を放射能から守る」
院内集会を開催しました。
川田龍平事務所主催の院内集会にて「三陸の海を放射能から守る
岩手の会」や市民の方々が、9万2387人の署名を経済産業省
・環境省・水産庁へ手渡し、さらに公開ヒアリングを行いました。
(以下、署名提出の内容〜)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海に、空に、放射能を流さないことを求めます
いまアクティブ試験運転中の六カ所核燃料再処理工場は、操業を始めると
一年に4万7千人分の経口致死量、一般人の摂取限度に換算すると
3億3千万人分にも相当する放射能を海に放出します。
そして、この放射能放出により「今世紀最大の海洋汚染」を引き起こす
危険が指摘されています。
下北の海にこれが放出されると、海流の下流に位置する青森県、
岩手県や宮城県の養殖や水産業の被害は計り知れません。
さらに古来、海の恵みに頼ってきた日本人の食の安全が脅かされます。
また、大気への放射能放出によって地球規模での放射能汚染が
心配され、周辺の人々の日常的被ばくによる健康被害や、農作物の汚染を
まねくおそれがあります。未来の担う子どもたちへの影響が心配されます。
(中略)
一、海に、空に、放射能(放射性物質)を放出しないこと。
二、核燃再処理工場の廃水・排気は、放射能除去装置で放射能を
取り除いたのち放出する事。
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9万人余の署名と共に、岩手・青森・宮城など東北市民の方々、漁師、
サーファーの方々、総勢80人近くが集まりました。
駆けつけた市民の方々の様々な質問に、
「安全性をしっかりと確認・確保した上で進めています」
と繰り返す経済産業省や環境省。
集会の終わりで、龍平さんが次のように締め括りました。
「薬害エイズのときと全く同じです。今日、ここにいる官僚の方々は、
2年たてば、異動などでこの責任から逃れられ、私たちはまた
新しい責任者に同じ事を話し、議論し続けなければなりません。
また、ここにいる官僚の方々も法律の枠内でしか動けない、発言できない
という状況があるのも現実です。
やはり、法律を変えていかなければならないと私は思います。
そして法律を変えていくことが、国会の仕事、私たち国会議員の仕事です。
世論、メディアの力、一人一人の政治への働きかけ、様々なところから
来ている人々の思いで、地方議員や国会議員を動かしていく必要が
あるのだと思います。
次の世代に何を残していくのか、将来に渡って何が本当に安全なのか、
どういう社会にしたいのか、自分たちの世代で考えていかなければいけません。
官僚の方々には縦割りではなく2年だけではなく、みんなの力で
政治の力で変えていくという思いを持っていただきたいと思います。」
9万人の署名を市民の方々が協力して、経済産業省まで運びました。
おかげさまで無事に署名を提出でき、再処理を心配する全国のみなさんの想いを、国に届けることが出来ました。
一人一人を大切にする社会をつくるために、一緒に力を合わせていきましょう。
カンドーした!東北からわざわざ来てくれたの??
80人の皆さん、川田さん、ありがとう!
「沈黙の春」のような世界を未来に押し付けない為にも龍平さんを応援します。
水俣も、遡れば足尾銅山も、AIDSも、肝炎も、せめて早い時期に手を打っていれば・・・
同じ過ちを今度こそ繰り返さないようにしよう。
5日の集会に先立って5日にロビーイングをしたときに、川田さんの事務所の応接室で打ち合わせをさせていただいて、お茶やお菓子まで供していただいて、ほんとうにうれしく存じました。
夏は原子力なしでは不足するようですが、エネルギー消費を押さえる工夫で何とか原子力なしでもやっていけるのではないでしょうか。
地震の心配、テロの心配。あまりにも長い廃棄物の管理、核兵器への転用、などを考えると、原子力発電所はなくしていく方向で考えるべきです。